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目指せ、独占企業!

5/12 新月です。

東京では3回目の緊急事態宣言ですが、ゴールデンウィークもそれほど人流も減らなかった、という印象。特に、鎌倉は緊急事態宣言対象でないこともあってか、街は多くの観光客であふれていました。

そんなゴールデンウィークも終わってしまい、次の祝日は、7/22「海の日」、かなり先でゲンナリしますね。6月に有給休暇でも取得してリフレッシュしましょう!

さて、休暇ばかり気になってしまいますが、先ずは稼がなければいけません。
前回は、「スペシャリテ」を作りましょうという話でしたが、今日は「マーケットシェア」について触れていきます。

世の中には実に様々な法律がありますが、「独占禁止法」という言葉を耳にすることがあると思います。自由経済下において、価格は「(完全)市場での価格は需要と供給によって、神の見えざる手をもって、決まっていく」ということになっています。この「市場が万能」である経済の大前提は、需要サイド、供給サイドともに市場への参入が制限されていないことです。よって、特定の市場において、独占企業が存在する場合には、市場が本来有する価格調整機能が発揮できないことになります。それでは社会的損失が大きい、ということで「独占禁止法」が定められているのです。

もっと簡単に言うと、消費者は言い値でサービスを購入するしかなく、事業者は値下げの必要がないので大変儲かる、ということです。うーむ、消費者の立場からはコスト高になりますが、事業者の立場からは素晴らしいことですね。

電力などの自由化前を思い出してください、東京に住んでいる人であれば電気は東京電力、ガスは東京ガスでしたよね。今でこそ、他の会社を選ぶことが出来ますが、公共サービスを提供する企業にのみ許されるものでした。国内の航空運賃も同様に、スカイマークエアラインズが参入するまでは、羽田ー千歳の航空運賃はとても割高で、JAL、ANAにとっては超ドル箱路線だったのですから。

そして、私のようにスーパーカー世代の方であれば、フェラーリの創業者エンツォ・フェラーリが日頃から「欲しがる客の数よりも1台少なく売れ」と語っていた意味の深さがわかって頂けると思います。

スモールビジネスに携わる方は、是非、「シェア」拡大の為の価格競争に持ち込むことなく、小さなマーケットでの「シェア拡大」に拘り、「寡占」そして「独占」を目指しましょう。そしてその小さなマーケットを大きくしていきましょう。

追伸)

「独占」を達成する過程において、敢えて価格を下げる事で競合の新規市場参入を防ぐと同時に「三方良し」を達成することができます。また更なるマーケットの拡大を起こせるかもしれませんね!

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